【「あめ耳さん」のためのイヤホン・ヘッドホン聞き比べ③】「Sony LinkBuds WF-L900」外部音もしっかり聞こえる音のいいワイヤレスイヤホン

こんにちは(*^-^*)

東京都足立区でエレクトーン教室・ミュージックベル教室を開いております「co-nekoみゅーじっく・こねこのて音楽教室」の檜垣（ひがき）です。

気になってたのです、このイヤホン。
外の音も聞こえるように「穴が開いているイヤホン」って…！と。

なぜ「音楽教室の先生」がこんなことをやっているのか

本当に私自身が、イヤホン選び大変なのです。というところから。
日本人の15％前後だったか？割と少数派な「あめ耳」さん。「湿性耳垢」というようです。
この、通称「あめ耳」さん、カナル型イヤホンがどんどん世の中の主流になって来てから、本当にイヤホン選び難航しています。いくら耳をキレイに掃除していても、耳からイヤホンが滑り出てきてしまうのです。
耳掃除しすぎて「外耳炎」になること、本当にしょっちゅうです。
汚いわけじゃないんです、そういう耳の性質、というだけなのです。

でも音楽は聴きたい。
できるなら快適に聴きたい。
それは日頃から思うことです。
イヤホン選びで私と同じように困っている方がいたとしたら、少しでも情報提供できたらいいな、と。

そして、音楽教室の先生として、音楽を「より快適な環境」で聞いてもらえるための知識を提供することも、音楽ライフを充実させていくことの一環だと強く信じているからでもあります。

やっぱり、演奏することって、「たくさんの音楽を聴くこと」なくしては上達が難しい側面ってあると思います。本当にみなさん、たくさんたくさん聞いていらっしゃる。頭の中の「今まで聞いてきた音楽の引き出し」はどのぐらいパンパンに入ってるんだろうと思うほど。

以前のブログでも、この企画ブログを書いている理由を書いてありますので、お目通しいただけますと幸いです。

このイヤホンに注目した理由

Bitly

以前、骨伝導イヤホンを使ってみて。
外部の音が聞こえてくれないと困る時に便利だな！という、今までにない体験をしました。
出張レッスンや演奏のお仕事で楽器を積んで車を運転することも少なくないので、車で音楽を聞けたらいいなというのもあります。

私が乗っている車は、今年で何年目！？
2005年式なので、車としては、もうなかなかのおじいちゃんです。
そんな愛車ですが、最近ついにカーナビ・カーステレオが壊れてしまいました。
カーナビはスマホのアプリで対応できるとして。
カーステレオ…どうしよう。

ポータブルBluetoothスピーカーを車に乗せて。
それで音楽を聞いていたのですが、待てよ、外部の音がしっかり聞こえるならイヤホンもあり？（もちろん、運転中は周りの音を聞くのが最優先事項です）
そんなこんなでお試ししてみようと思ったのでした。

よかった点

1.音質がいい！！

前回のブログで書いていたように（「あめ耳さん」のためのイヤホン・ヘッドホン聞き比べ②をご参照ください）耳を塞がないタイプなので、音質が低音部分あんまり良くないかもしれないな…と思っていたのですが、それはありませんでした。
なんなら「こんなに低音聞こえるんだ！」って。
普通のイヤホンとなんら変わらないぐらいの音質でした。
これは予想以上の満足ポイント！でした。

2.操作が楽ちん

覚えてしまえば、という前提はありますが、普通ワイヤレスイヤホンは「次の曲を聞く」とか「ボリュームを調整する」ために、小さなイヤホンのスイッチを押したり、2回叩く…とか、ジェスチャーを小さなイヤホンに向かってやらなくてはならない部分がありました。

このイヤホンも、ジェスチャーを覚えてしまわなくてはなりませんが、イヤホン本体ではなく、耳の近くをポンポン！と叩いたりするだけで操作が可能でした。
これはすごく便利なポイントだと思います！

3.外の音もはっきりと聞こえた！

前回「「あめ耳さん」のためのイヤホン・ヘッドホン聞き比べ②」で使用したイヤホンより、全体的な音が耳に入ってくる聞こえ方なので、特に聞いている音源の「人の声」が特化して聞こえるというようなことはありませんでした。

耳に一応入れてるタイプではありますが、外の音はかなりハッキリ聞こえました。
運転に支障のない程度のボリュームで聞く分には、周りの車の音も、自転車の音も、運転するにあたり聞こえていないと困る音は全て聞こえました。イヤホンしてない時とほぼ変わらないです。

表現が難しいですが、街中をイヤホンつけずに歩いているけれど、普通にBGMが自分にだけ聞こえるようにかかってる…みたいな感覚です。

個人的に残念だった点

1.耳のサイズに合わなかった

もうこれは個人差なのでごめんなさい！なポイント。
イヤホン、8の字みたいな形状になっているんです↓

この、ドーム部分についているシリコン製の部分、耳の大きさによってパーツを変更することができるのですが、一番小さなパーツに取り替えても、この8の字の長辺の長さが私の耳には大きすぎるようで、1時間も経たないうちに耳が痛くなってしまいました。
これは本当に個人差の話なので、ごめんなさい、私の耳とはサイズが合わなかったということ、です。

2.やっぱり若干の頭痛

このイヤホンも、骨伝導の技術を使っているそうです。
使い始めて30分ほどで、少しこめかみのあたりが痛くなりました。
サイズ的にイヤホンが合わなくて…というのが頭痛の理由だったかも知れませんが、骨伝導のシステムの何か？が原因なのかも？
これも個人差のあることなので、大丈夫な方は全然気にならないかも知れません。
前回使ってみた「aftershocks」の骨伝導イヤホンでひどい頭痛がした私、骨伝導タイプのものと相性が悪いのかも…。

3.電波干渉があるようで、Bluetoothキーボードが作動しなくなった

これも作業環境によると思いますので、大丈夫な方は大丈夫かと。

作業用に使っているパソコン、「Logicool K780」というBluetooth接続のキーボードを使用することが多いです。
このキーボードが全く動かなくなりました。
ペアリングの電波（？）をに干渉してしまうようです。

Logicoolのキーボードは以前、AnkerのBluetoothスピーカーと電波干渉があって、Bluetooth接続ではない別の接続方式に変えていたのですが、最近ちょっとセットアップを変えたこともあって、またBluetooth接続に戻してしまっていたのでした。
残念！ここでも電波干渉。
これはLogicoolのキーボード側の接続を変えて回避、です。

今回「レンティオ」というサービスでイヤホンをお借りしました

この件についてはまた後日、しっかりご紹介させていただきたいと思います。
私が参加させていただいている異業種交流会と言いますか、朝活サークルと言いますか…そこで教えてもらったサービスです。
家電やカメラ、ガジェットなどを「レンタル」できるサービスです。

SONYのLinkBuds、実はものすごく気になっていて、思い切って買っちゃおうかと思っていたほどの気になり具合だったのですが、価格も2万円超えだし、いざ買ってみて、やっぱり頭痛がしたら嫌だな（骨伝導タイプと聞いて）と思っていたんです。
あちこちでレビューを読んで、合う！人とイマイチ…の人と、レビューも分かれていて。
さらに悩んでいたところでした。

家電量販店さんのお試し実機を使わせていただくという手段もなくはないんですが、私があめ耳なので、イヤホンを汚してしまうのも嫌だし（もちろん、使わせていただいた後はちゃんと拭いて帰ってきますが…気になる人は気になりますもんね…）

そう思っていたところへ、このサービス。
ありがたかったです！
もちろん、返送の際はちゃんとできうる限りのクリーニングをして返します（分解まではしないけど）

お借りできて、実際に運転しながら使ってみられたり、そうそう！家で使ってみなかったら、電波干渉が起こりうること発見できなかったし！
ありがたいサービスでした！