子猫は「偏食家」！？キャットフード選び〜まっくろこねこのて（５）

こんにちは(*^-^*)

東京都足立区でエレクトーン教室・ミュージックベル教室を開いております「co-nekoみゅーじっく・こねこのて音楽教室」の檜垣（ひがき）です。

「最初からおいしいものばかりあげると、グルメな猫に育っちゃうから」

20数年前、先代の猫「はな」を飼い始めた時、いろんな人にそう言われました。

さて、今の「キャットフード事情」と「偏食」について。
私なりに2匹を育てながら思ったこと、です。

（４）もどうぞ…

月齢の割にちいさな2匹を育てなきゃ！

病院で最初に診ていただいた時。
生年月日は全くわからないという話をしました。
先生は2匹を診察してくれながら「多分1ヶ月から1ヶ月半というところかなぁ…」首を傾げつつも、そんな見解を示してくださいました。

里親さんとも連絡を取り合っている中で、それぞれの動物病院さんのご意見も伺うことができました。
2ヶ月半〜3ヶ月とおっしゃる病院もあれば、２〜2ヶ月半という病院も。
それほどに判断が難しいんだと思います。
素人判断ですが、野良猫であれば、ちょっとあったかくなってきた時期なんだろうな、とも思いますし、半飼い猫状態で外で産んじゃった、みたいな場合だと、3月中とかもあり得るのかな？って。

「それにしても小さいと思う」とは、動物病院の先生の弁。
確かに、最初に病院に連れて行った時、2匹はまだ1キログラムありませんでした。

「ごはん食べてミルク飲んで、おなかポッコリで寝てるぐらいが、子猫はちょうどいいんだよ」と、病院の先生が言っていました。

2匹は保護されて間もなかったこともあったかも知れませんが、安心しきってご飯を食べる、という状況には程遠かったのかも知れません。確かにキョロキョロしながら食べていたのは間違いありません。

予想外の「偏食家」セイラちゃん

ひとりでちゃんとご飯を食べ。
食べ終わるとミルクを飲み。
トイレを済ませて、ひとりで毛づくろいを始めて。
終わるとベッドに行く。もしくは兄弟と遊び始める。

なんてできた子なんだセイラちゃん！と思っていたんです。
これ、保護初日からほぼこんな感じだったんです。
それを見ながらシャアくんが真似っこして毛づくろいして、そのちょっと下手っぴな毛づくろいをセイラちゃんが手伝ったりしてたぐらいなのです。なんてできたお姉ちゃんなんだ！と思っていたんです。

しかし。

フードは１種類に固定せず、いろんな味のものを食べさせた方が。
そりゃそうだよな、まだまだ育っていく途中だしね、と思って、いろいろな種類のキャットフードを出してみたんです。

セイラちゃん。
どうやら？自分が気に入らないフード？が出てくると、フードを入れてあるお皿の周りの床を「カリカリ」ひっかきはじめるのでした。

ネットで調べてみると「①お腹がいっぱいだよ！というサイン。②このエサは好きじゃない！というサイン」と書かれていました。

前のご飯の時間から、明らかに結構な時間が経っていて。
隣でシャアくんは同じフードをバクバク食べていて。

はは〜ん…
これか、子猫は偏食家という話は！！って。

その証拠に、好きなフードだったり、おやつの「ちゅーる」が出てくると、さっきまでとは別人（別猫？）のような勢いで食べ始めるんです。

セイラちゃんの食べ残しフードを、シャアくんが食べてくれるという日々がしばらく続いてしまったのでした。
シャアくん、助かった。ありがとう。

病院で聞いた「キャットフード選び」について

「総合栄養食」と書かれているフードを選んでくださいね。って。

そういえば、先代の猫「はな」を飼っていた時、そういう表示もちゃんと見てなかったなって。
最初に保護してくださったお宅で食べてたフードの名前を聞いて、同じものを買ってました。
途中から毛玉ケアのものとか、年齢に応じて、そのシリーズの中で種類を変えることはありましたが、基本的にそのシリーズをずっと買っていました。

サイエンスダイエットだったかな？
買って、混ぜて出したことがありました。
すると…笑っちゃうぐらいキレイに「サイエンスダイエット」以外のフードだけを食べて「もうないけど？」という顔でこっちを見て。あまりにもおかしくて笑っちゃったこと、昨日のことのように覚えています。

さて。

どうやら、セイラちゃんも「結構はっきり好き嫌いあるぞ？」ということがわかってきました。
かと言って、好きなものばかりともいかないし。
でも、食べてくれないと身体は小さいままで育たず、抵抗力もなく…みたいなことは避けたいし。

結構な葛藤の日々でした。

動物病院でおすすめされた「ロイヤルカナン」と「ピュリナワン」
セイラちゃんは「ロイヤルカナン」が結構嫌いなようでした。
何が違うんだろう？と思って２種類を比べてみると、ロイヤルカナン（子猫前期）はピュリナワン（子猫用）に比べて、ちょっと匂いが強めでした。あと、粒が小さめ。
実際に食べるわけにはいかないので、味までは分かりませんが、他のフードの食べっぷりも見ていると、どうやら「匂いが強いもの」はあまり好きじゃなさそうでした。

もちろん、本人じゃないから正確なことは分かりません。
観察していてそうかも？と思った、という見解です。

そうそう！
「目が見えるようになってきて、匂いが強めのものはあまり好きじゃなくなった」というのはあったような気がします。
子猫のうちって、そんなに視界がはっきりしてないようですよね。
保護したばかりの頃、じゃれて遊ぶこともあったので目が見えていない状況ではなかったと思いますが、ミルクやフードを探すのに匂いで探していた感じでした。ふんふん…ふんふん…くんくん…くんくん…ずっとかぎまわって、フードにたどり着くような。

この時期を過ぎたというのもあったのかも知れません。

そして。
このブログを書いている6月末の今日現在、ミルクもほぼ飲まなくなりました。
卒乳した、と言ってもいいのかも知れません。
ウェットフード（パウチに入ってるもの）も、そんなに好き好んで食べる感じじゃなくなってきています。
猫缶詰も、どっちかというとしっかり目のものが好きみたい。
今はカリカリのフードが好きです。2匹とも。
歯がしっかり生えそろってきて、痒いのかな？結構あちこちガジガジ噛むこともあるので、むしろカリカリのフードの方がいいのかも？

まだまだ小さな2匹なので、栄養価高めのフードを選ぶようにしています。
動物病院でおすすめされたフードは、そうそう！原材料の表示を見ると、どちらも「チキン」が主原料になっていました。「とうもろこし」などの穀物系がトップに来ているフードも結構多いんですが、どっちもチキンだな！って。売り場で成分表示を結構見ちゃいました。

ピュリナワン 1歳までの子ねこ用妊娠・授乳期の母猫用チキン 2.2kg(550g×4袋) [キャットフード]

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なかなか食べてくれなかった時期に、食いつき良く食べてくれていた「シーバ」の子猫用も、総合栄養食と書かれていて、主原料は「チキン系」のもの。

シーバ (Sheba) デュオキャットフード 12ヶ月までの子ねこ用香りのまぐろ味セレクション 200g×4個(まとめ買い)

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Sheba シーバデュオ 12ヶ月までの子ねこ用クリーミーミルク味 200g×3【まとめ買い】

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こちらも同じくシーバ12ヶ月までの子猫用。ちょっと味が違うものですが、同じくトップは肉類です。

「なんかさ、糖質制限してた時のことを思い出しちゃうね」と主人。
大怪我して自宅療養していた時に体重が増えてしまい、糖質制限を言い渡されたことがあって。
その時、お米中心の生活をやめて、よく鶏肉食べてたっけね、って。
１週間で食べたものを全部書き出して、病院の管理栄養士さんにアドバイスいただいたりして。
あの時とちょっと似てるねって。

食べて育ってもらわなきゃだけど、だからといって何でもいいというわけでもなく。
難しいな！難しいけど、ここはがんばらなくちゃねって。

今もセイラちゃんの偏食っぷりは健在です。
でも、前より食べてくれるようになったかな。
でも、相変わらず…「ちゅーる」が出てきた時の食べっぷりは「どうした！？」というぐらいのスピード。
おやつ大好き女子なあたりは、飼い主に似ちゃったか(^_^;)

満遍なく食べてね、と思いつつも、まだまだフード探しの旅は続いています。

（６）へ続きます…

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