「発表会」のために準備できること～「靴」「衣装」「礼」…音楽教室の先生目線から

2022.07.082022.07.17

こんにちは(*^-^*)

東京都足立区でエレクトーン教室・ミュージックベル教室を開いております「co-nekoみゅーじっく・こねこのて音楽教室」の檜垣（ひがき）です。

コロナ禍が少し落ち着いてきて。
リアルな発表会の場も増えてきましたね♪
待ちに待った発表の場、当日困らないように…こねこのて音楽教室（足立区）では生徒さんに「事前準備」として、こんなお話をしています。
ぜひ、ご家族のご協力もお願いいたします！結構大事です！

エレクトーンに限らず、ピアノでも「靴」結構大事です！

エレクトーンの生徒さんは「絶対」！
ピアノの生徒さんにも、お話しています。

当日、演奏する時に履く「靴」で練習してください。

エレクトーンの場合は「ベース演奏」がありますので、これ絶対やってください！とお話しています。
いつもは家の中、はだしだったり靴下で弾いている方がほとんどだと思うのです。
靴を履くと…結構違いますよ！
絶対にやりましょう！

そして、これはピアノもエレクトーンも共通ですが「ヒールのある靴を履く」場合は絶対です！
エレクトーンの場合は「エクスプレッションペダル」ピアノの場合も「ペダル」を踏むケースがあると思います。
ヒールのある靴を履くと「角度が変わります」
これ、予想以上に違和感出ます！！角度が違うだけでこんなに踏みにくいんだ！！ってなりますので。
絶対に「当日の演奏の時に履く靴で練習」してくださいね。

発表会までに、当日の衣装で弾いてみてください！

これもまさに。

ドレスやワンピースを着る場合、その衣装でしっかり「イスに座れますか？」
意外とこれ、苦戦する生徒さん多いんです。
パニエが入っている場合は、座った時に座りにくくないか。
レース素材のものが足に触れて「くすぐったい、かゆい」というお子さんも多いです。

そして、エレクトーンの場合は「ベースが見えなくて演奏しにくい！」これ、ダントツで多いです。
ジャケットのようなものを着る場合は「肩の部分」少しかっちりしてるかと思いますので、いつも通りに腕が動かせなくて弾きにくい！というケースも（特に男子！！）
ドレスやワンピース、スカーフやストールなどを衣装の一部に取り入れている場合も「演奏中に邪魔にならないか」弾いている間に袖の下でふわふわ動いてて弾きにくいとか、演奏中に取れてきちゃって困るケースなどもかなり多いです。

演奏始まると、その理由で先生が出ていって直すわけにもいきません。
お衣装ももちろん大事ですが「いつも通り演奏できること」の妨げにならないように。
本番の衣装で練習をしておくことも本当に大事なことです。

弾いておしまい！ではなく。「礼」もしっかりと！

こねこのて音楽教室（足立区）では、発表会に出る前のレッスンで、出入りの練習からするようにしています。

「プログラム3番～〇〇さん。曲は～」

演奏の前に「礼」をして弾き始めるケースと、「礼」は演奏終了後のみのケースに分かれます。
合同発表会に出る場合などは、あらかじめ確認しておくといいと思います。
「前の子と同じことするんだよ」と言っても、出番が早めの場合は客席で前の生徒さんの演奏を見られないケースもあります。舞台袖で待機の状態で発表会スタートのこともありますので、これは事前に練習しておいた方がいいと思います。

そして、演奏終了後の「礼」は「聞いてくださってありがとうございました」の気持ちが伝わる「礼」だといいですよね。

弾き終わった！礼！ペコ！ダッシュで戻る！！

なんてことのないように。
結構多いんです、上がっちゃってて「早く帰りたい～」ってなっちゃう気持ちももちろんわかるので、共感しますが…それは絶対やっちゃダメなやつ。

そうそう。
「楽譜やUSBメモリの片付けと「礼」はどっちが先？」と聞かれることも多いです。
合同発表会などでルールがある場合を除いて、私は「お客様にお礼をしてから、片付けて戻る方がいいんじゃない？」と伝えています。
演奏終わって、拍手を待っててくださる方も多いはず。
そこでゴソゴソ片付けてるのはいかがなものかと。
なので、「お客様に感謝の礼」をしてから「片付け」て「静かに歩いて戻ってくる」ここまでをセットにして練習しています。

演奏終了と共に「わー！！」っと拍手が舞い降りるぐらいの演奏をお届けできれば一番いいんですけどね。
どうしても、生徒さんの発表となると、いろんな緊張があるもの。
いつかプロの演奏家さんたちみたいに、演奏が終わるや否や「ブラボー！」拍手をあびられる日を夢見つつ。

いつも通りの演奏を披露できるように。
準備段階でどうにかできそうなことはぜひ、おうちの方にも協力していただいて、準備していただけたらと思います。