子猫はみんな抱っこ好きとは限らない！？〜まっくろこねこのて（６）

こんにちは(*^-^*)

東京都足立区でエレクトーン教室・ミュージックベル教室を開いております「co-nekoみゅーじっく・こねこのて音楽教室」の檜垣（ひがき）です。

猫の出てくるユーチューブも結構好きでよく見ています。
かわいいですよねぇ〜♪
思わずニンマリしちゃう。

さて。
猫って…子猫って、「抱っこ好き」なんでしょうか！？

（５）もどうぞ…

ちょっとびっくりした話

私がよくSNSをチェックしている、猫ちゃん2匹と一緒に暮らしている方がいまして。
その2匹のうち1匹は、お友達がペットショップで惚れ込んで買ってきた子なんだとか。

子にゃんこは総じて「遊びたい」盛り。

そのご友人、猫を飼うのは初めてだったんじゃないかと思うのですが、その、ペットショップで買ってきた猫ちゃんに、初日に引っかかれたんだそうです。
猫ちゃんにしてみれば「ねぇ、もっと遊ぼうよ！」だったのかな？それとも「それはイヤだにゃ〜！」だったのか。

「もう、いらない」

と、言ったんだそう。

その猫ちゃんを引き取って、今は保護猫さんも迎えて2匹で暮らしているそうなんです。

猫だって、いきなり「ここどこ！？」の場所に来て、平常心じゃなかった部分もあったと思うんです。ましてや子にゃんこちゃん。
もっと遊びたーい！！遊びたいけどそれはイヤだにゃ〜！！
わがまま放題なのが、多分普通なんじゃないかな？と、そんなことを思ったのでした。

今はとっても楽しそうに暮らしていらっしゃるみたいで。
いつもSNSを見ながら、笑わせてもらったり和ませてもらったり。
でも、飼い主さん、それなりにご苦労はあったと思います。
気を許してくれて、ココロが通い合うようになって…こそ、だろうなと思っています。

我が家の場合

先代のネコ「はな」も含めてですが、みんな野良出身です。
総じて「警戒心が高め」な子たちということになります。

いつなんどき、誰に襲われるかわからない…
子猫のうちはカラスなどに襲われたりもするそうです。
車に轢かれちゃう子も、残念ながら。

安心して眠ることもできなかった、ということになりますよね。

私、無理だ（私と一緒に考えちゃいかんけど…安心して眠れないって相当ツラいはず…）

さて。
先代のネコ「はな」には本当にかわいそうなことをしてしまったと思っていることがあります。
一番遊びたい盛りの子にゃんこの時期に、私は仕事三昧だったのです。
朝7時には家を出て、その日のうちに帰宅できれば御の字。
休みも月に1回か2回あればいい方でした。
ご飯を食べている時に寄ってきて「ちょーだい」することもあったし、猫じゃらしは大好きだったし、当時、お花を持ち帰ることが多かったので、その花が揺れているのを眺めながら時には手を出し花瓶を倒し（笑）なんてこともあったっけ。
でも、あまり自分から「だっこ〜」って来る子ではなかったです。それは、子にゃんこのころのスキンシップが大いに足りてなかったというのもあると思っています。

その反省も大いにあって。
シャアくん、セイラちゃんとはできるだけ遊ぶ時間を作るようにしています。
2匹とも最初はかなり警戒心強めでしたが、セイラちゃんは割と早い段階から抱っこさせてくれるようになりました。
「あれ？セイラちゃんは抱っこ大丈夫だね」
多分ですが、動物病院に初めて連れていった時「できるだけ毎日体重測ってくださいね」と言われて、体重計がわりの「はかり」に乗せる時、そんなに嫌がることもなくスッ…と抱っこさせてくれたのがセイラちゃんでした。
今でも自分から「抱っこ〜」って来る感じではありませんが、ちょっと失礼…むんずっ…と抱っこすると、その後は気持ちよさそうに伸びたりゴロゴロ言ったりしています。

一方。
保護した時からひたすら「シャーシャー！」言っていたから「シャアくん」になった、名前の由来にもなってしまったシャアくんは、本当に警戒心が強いです。
これを書いている今でも。
威嚇しているというよりも「びびってる」感じなんですよね。
病院の先生にも言われましたが、耳がぺったーん！と寝ていて「シャー！」って言うので「怖い」という意思表示なんですよね。

あんまり無理に抱っこしたりせず。
でもこのまま人馴れしなさすぎるのもどうかと（それは人間の都合と言われてしまえばそこまでだけれども）
少し撫でたりする程度は許してくれる日があるので、少しずつ少しずつ。

抱っこらしい抱っこができたのは、我が家に引き取ってきてから51日目のことでした。
そこまでの紆余曲折を思い返しては涙が出そうになるほどの嬉しさでした。
無茶苦茶いっぱい写真撮っちゃったりしてね。ごめん、親バカでした。

「あれ？だっこも悪くないかも？」って言ってるような気がして、思わず１枚撮った写真

というシャアくんですが、今もそんなに抱っこが好きなわけではありません。
トイレ掃除したりする時に「ちょっとごめんよ」とむんずっ…と。
でも、抱っこされると、割とすぐにゴロゴロのどを鳴らし始めます。どっちなんだ！？と思いつつも、ちょっとでもイヤがるそぶりを見せたら、すぐに離すことにしています。

ケージの中にいて、そのネット越しに顔を合わせると、すっごい「ゴロゴロ」言ってるんですよね。これは毎日のこと。
ケージがあって、人の手がすぐには伸びてこない＝安心、と思っているのかも知れません。
ケージ飼いは賛否両論ありますが、シャアくんに関しては、ケージの中が安心と思ってくれていることを考えると、アリなのかなと思っています。