「譜面台」の「譜面台じゃない」使い方（Yちゃん、小4、エレクトーン出張レッスン）

2022.07.18

こんにちは(*^-^*)

東京都足立区でエレクトーン教室・ミュージックベル教室を開いております「co-nekoみゅーじっく・こねこのて音楽教室」の檜垣（ひがき）です。

昨年の発表会では「なんで壁ボコボコしてるの？」と、いいところに気づいてくれたYちゃん。
1年経って演奏もグン！とパワーアップした今年…また気づいてくれたんです♪おもしろいポイントに。

「これ、楽譜置くやつやだよね？

発表会会場だった銀座のヤマハホール。
建物8階部分にあたる客席エリア、ロビーに、これが置かれていたのです。

「これ、楽譜置くやつだよね？」
「そうだね、譜面台だね」
「これじゃ楽譜置けないじゃーん！」

そっかそっか。
まずはこれが「譜面台」と気づいてくれたところに拍手。
学校の音楽室とかで見たのかな。
エレクトーンのレッスンでは使うことがほとんどないので、レッスン以外のところで気づいてくれたことに拍手！

そして、これが「楽譜を置くやつ」と気づいて、次に「これじゃ楽譜置けないじゃーん！」と気づいたところに2回目の拍手を。

だよね、だよね。そう思うよね！？

この使い方をしてる人、結構いるかも！？

「先生もやってるよ？」
「消毒液置くのに？」
「消毒液じゃないけど」

オンラインレッスンを始めたばかりの頃、結構手元に置かなきゃならない機材や道具が多くて。
エレクトーンの横に、いい高さの小さいテーブルが欲しいなと思っていたのですが、いいサイズのものが見つからず。
一時期、譜面台をまさに同じようにテーブルがわりにしていました。
上に乗せるものは、そんなに重さのないものだけど、すぐ手に取りたいものを。

なぜこの使い方を知っていたかというと、友達に吹奏楽部の子がとっても多かった私。
パーカッション（打楽器）の子が、これが便利だって言っていたのを覚えていました。

何が便利って、高さを自由自在に変えられるのが便利なんですよね♪
そして意外と結構がっしりしてるから、そうそう簡単に傾いちゃうこともなくて。
サイズ感もいい感じ。

多分ですが、楽器店のビルにあるホールでもありますので、スタッフさんも楽器経験者さんが多いはず。
譜面台もたくさん備品としてお持ちのはずなので、消毒液を設置しておくにはもってこいだったんだと思います。

「なにこれ？」って気付けることは「学べる」ってこと

Yちゃん、普段のレッスン中も「なにこれ〜！！」ってよく言います。
そして、「例えばさ」って、いろんなケースを想定できる子です。

これって結構大事なこと。そして、すごいこと。

「気づける」ってことは、そこに「意識がある」ということなので、知識を深めることもできるし、間違いを正すこともできる。そして「知る意欲」につながります。

Yちゃん、それもあって、エレクトーンの操作がかなり得意です。
ちょっと教えると、次からは自分でどんどん試していて。
多分ですが、こねこのて音楽教室（足立区）の中でも、エレクトーンにUSBからデータを呼び出す操作は１・２を争う速さだと思います。ちゃんと測ったことないけど笑

そして「すぐ気づく」ので、新しい曲に取り掛かった時も、レジストの中に組み込まれている不思議な音があったりするとすぐ気づきます。
「何この音？」
アカンパニメントの違いや、SEのような音、初めて聞く打楽器の音などもすぐ気づきます。
気づけるから、すぐに一緒に探して確認して。自分でも出してみて。
どんどん吸収していっています。

「でもさ、これさ、楽譜見づらいよね」
「楽譜置く時は角度変えようよ」
「だよね」

って、次の生徒さんの演奏が終わるまでの間、ロビーでスピーカーから流れる演奏を聞きながら、そんな話をして小さな声で笑ったりして。

Yちゃん、来年は何に気づいてくれるだろう？
来年と言わず、いつでも「なにこれ？」って聞いてね。先生、楽しみにしてる♪

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