以前から「絶対音感があることが「絶対」じゃない」、「絶対音感がないと音楽ができないというわけではない」という内容をお伝えしてきている私。
もちろん、選ぶ楽器によっては「絶対音感がないと困る」ものもありますが、逆に「絶対音感があることで困る」こともある、という。
2025年2月23日(日)オンエアだった「EIGHT-JAM」を見て、再認識したのでした。
そんなお話を今日はブログに書いてみようと思います。
春から新しく音楽の習い事を始めようかなと思っている方や、進学して吹奏楽部や軽音部などに入部する方も少なくないと思います。
「絶対音感」のある私が音楽教室の先生をやってきた中で思っていることも、書いてみたいと思います。
こちらのブログは、東京都足立区でエレクトーン教室・ミュージックベル教室を開いております「こねこのて音楽教室・co-nekoみゅーじっく」の檜垣(ひがき)がお届けしてまいります。
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私の「絶対音感」の様子
「鍵盤楽器レベルの絶対音感」持ち、です。
「ド」の音がしたら、それは鍵盤を見ていなくても「ド」と分かる、という感じです。
分からないものは
・テーブルを「バンッ!」と叩いた音など
・弦楽器や管楽器や歌などで出すことが可能な「ちょっと低めのド」とか「ちょっと高めのド」のような音程(少しずれてるかな?と思いつつも、全部「ド」としてしか認識できない)
このあたりは分からないです。
多分、私と同じ感じの絶対音感持ちさんは結構いらっしゃると思います。
「EIGHT-JAM」で言われていた「絶対音感があると困る」楽器
トランペット奏者の児玉隼人さんがお話しされていた内容でした。
確かに…と思ったのです。
というのも、「ドの音を出して」と言われて、どの楽器からも同じ音程の「ド」が出るわけではない、ということなんです。
吹奏楽部にいた経験をお持ちの方は「わかる~!」っていう方、多いと思います。
「ド」と言って、ピアノの「ド」が出てくる楽器の方が少ないかも?という。
フルートとトランペットと打楽器ぐらい?だったかも?もっとあるかもだけれども、すごく少ないイメージです。
クラリネットは「ド」と言ったら「シ♭」だったり「ミ♭」だったりします、よね(確か)
ホルンも「ド」と言ったら「ファ」だったり「シ♭」だったりしたはず。
という感じで、「楽譜には「ド」って書いてあるんだけど、出た音は「ファ」なんだよなぁ…」とかってなってくると、頭の中でこんがらがっちゃうケースも出てくるわけなのです。
私はこの理由で、一時期お世話になっていた社会人ブラスバンドではフルート担当でした。
それ以外の楽器の多くが「移調楽器」だったこともあり、「ドって(楽譜を)見ながら鳴る音が「シ♭」とか無理だ…」って思っちゃったのでした。
エレクトーン弾きとして思う「絶対音感」
多分なんですが…絶対音感持ってて損はないと思います。
セカンドエクスプレッションペダルを使っての奏法で、バチっと音程を決められるのは、絶対音感があると楽かも知れないなと思います(設定でどうにかできる部分でもあります)
ただ。
私だけかもですが、「トランスポーズ」が気持ち悪くて困っています。
「トランスポーズ」というのは、分かりやすく書くと「カラオケのキーコントロール」みたいなもので、「ド」の音を弾いても、「トランスポーズ+1」だと「ド#」が発音されるという。
鍵盤楽器弾きとして「ド」を弾いたら「ド」が鳴るもんだと思って育っちゃったからなのか、これがどうにも気持ち悪くて私はできないです。
同じ理由で、実はギターも挫折しています。
「カポ」ってあるじゃないですか、あれを付けたときに「ド」のフレットが変わっていくあの感じがどうにも「うう~」となってしまって。
「カポの位置をネックの一番端っこだと思えば大丈夫!」と言われたことをきっかけに少し慣れたには慣れたのですが、同じ音程の「ド」が鳴る場所も3か所ぐらいあるじゃないですか、それも最後まで慣れることができずに挫折してしまいました。
ミュージックベル弾きとして思う「絶対音感」
これ本当に悩ましいのですが…ミュージックベルって、実は少しだけ「音程がずれている」音が存在しています。
442Hzの調律になっている模様なんですが、あんまり均等にチューニングされている感じではなくて。
もちろん、鍵盤楽器的な「ドレミファソラシド」にはハマっているレベルの音程ではあります。
ただ…う~ん…と思う音程のベルがあるのも…
1つのベルが決まった音のみ鳴る、という意味では、鍵盤楽器と同じなので、今のところ問題なく演奏できていますが、正直なことを言うと「気になる音が鳴るベルも存在しているので、ちょっと「うっ…」と思うことはある」という感じです。
ミュージックベルも25年演奏してきていて、ここは慣れたというか、そういうものだと思えるようになったのですが…となると、エレクトーンのトランスポーズ機能もいつか慣れるんだろうか…
音楽を続けていて思う「相対音感」の大切さ
25年近く音楽教室の先生を続けてきて、思うことがあります。
「音楽やってて、どっちかと言えば「相対音感」が大事な場面の方が多いぞ」と。
ずっとソロで演奏し続ける楽器ばかりではなく。
「誰かと一緒に演奏する」楽器って、結構多いと思うのです。
その時、相手の音と合わせて弾くこと、「相対音感」って結構大事だと思うんです。
移調楽器の場合もそういう部分があると思っています。
「ここの部分は、この人の3度下で演奏し続ければいいんだな」みたいなことって結構多いかと。
歌う場合もまさに。
「6度違いでハモってみよう」
この場合の主旋律(主メロ)を歌っている人の音程から「6度下」を「相対的に割り出せるかどうか」ってかなり大事な要素になっていると思うんです。
絶対音感、あると便利なことも多いけれど、絶対音感があることで逆に苦戦を強いられることも結構あります。
私のような、鍵盤楽器レベルの絶対音感持ちですら、日常生活の中で「うわ~!!気持ち悪いぞ~!!」って思う場面、毎日のようにあります。
絶対音感だけがすべて、ではない、と思っていただいて。
もちろん楽器によりますが。
可能性は狭めず、広く!
そんなことを思いながら、この番組を見たのでした。

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