「こねこのて音楽教室」の「こねこのて」って？～音楽教室の名前の由来について

2021.06.182021.06.19

こんにちは(*^-^*)

東京都足立区でエレクトーン教室・ミュージックベル教室を開いております「co-nekoみゅーじっく・こねこのて音楽教室」の檜垣（ひがき）です。

そういえば…この話、あまりしたことなかったかも、と。
私が音楽教室をスタートさせてからずっと20年ちょっとこの名前を使っています。

「こねこ」…とは？

こねこのて音楽教室がスタートしたのは、2000年のことです。
実はその前の年、我が家に1匹の子ニャンコがやってきました。

彼女の名前は「はな」

当時、会社員をしていた私の職場でいろいろ事務作業をしてくださっていた方が、野良ネコの赤ちゃんを保護した…その子猫が「はな」でした。
数匹いたようなのですが、当初、もらわれていく予定だったお宅が都合で飼えなくなってしまったそうで。そんないきさつでやってきた子猫でした。

「はな」の名付け親は、その方。
どうも8月7日あたりに生まれたのではないか…とのことで付いた名前のようです。

20年弱、一緒にいたにゃんこでした。

2000～2007年まで、はなと私の2人暮らしでした。
2007年の夏に結婚して今の家に引っ越してきた訳なのですが…一緒にお引っ越ししました。

「猫連れ婚」というやつですね(笑)

当時住んでいた家から、今の家まで、車で2時間。
その日はとても道路が込んでいて…3時間ちょっと。
助手席にキャリーバッグにいれた「はな」を乗せて。ちょっと遠めのドライブ。

普段「はな」が車に乗るのは「病院に行くとき」だけだったので、「どこいくニャ？びょういんいやだニャ」ってニャーニャー鳴いていたのをよく覚えています。
ちょっとちびっちゃったりしてね(;^ω^)
不安だったよね。

楽器のことを思えば、あまり良くないんですが…
エレクトーンの上がポカポカあったかいから、なんでしょう。
よくエレクトーンの上で寝てました(笑)
私の顔を見るとダーっ！と逃げましたが（乗っちゃダメ！って言っていたので）

当時は教室のクリスマス会の集合写真に一緒に映ったりしてね。
懐かしい思い出です。

「ねこのてにはなれないかも知れないけれど…」

「猫の手にはなれないかも知れないけれど…せめて「こねこのて」ほどのお手伝いができたら」

実はこれが「こねこのて音楽教室」の名前の由来なんです。
なんか…冷静に考えると、ちょっとおかしいですよね。
「猫の手も借りたい」って慣用句の意味を考えると…むしろ「こねこのて」ってとっちらかしちゃってるじゃん(笑)

でも。

当時の私が思ったことは。
なんにでも興味津々で手をちょいちょいっ…と出してくる「はな」の様子を見て。
音楽もいろいろ興味持ってもらって、いろんなジャンルやいろんな楽器に手を出してもらったりして。
いつでも「興味津々」「好奇心旺盛」に音楽に接してもらえたら…という気持ちで「こねこのて音楽教室」という名前をつけたのでした。

よかったのか悪かったのか…

いや、よかった、と、思っています。

残念ながら「はな」は虹の橋を渡ってお空に還ってしまいました。
17歳。
結構なご長寿さんでした。

今、音楽教室をしている部屋は、「はな」のゲージがあった部屋なのです。
エレクトーン弾いていると、ときどき「にゃ」って、「はな」の声が聞こえるような気がします。
よくベース演奏の足にじゃれついてたものでした。
リアル「ねこふんじゃった」しないように気をつけつつ練習したのもいい思い出です(笑)

ちょっとノスタルジックな話も混じりましたが。
そうなんです、「こねこのて音楽教室」の由来は、ずっと長年一緒にいた「はな」の存在あってこそ、だったのでした。

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